TATAMO!ブログ |アーカイブ|2011年02月

2011.02.28大前提

先日、イグサ農家さんからイグサの苗のことを聞きました。

苗の段階で結構枯れてしまうそうだ。

苗が枯れてしまったら、イグサ農家さんは一年棒に振ってしまいます。

熊本県ではもう何十年もイグサの苗の品種改良をしているはずなのに・・・

枯れに強い品種が大前提ですよね。

話は変わりますが、私は畳の大前提はイグサを使ったものだと思っています。

ですから、畳屋さんがビニールでできたモノを畳と呼ぶことに

違和感を持っています。

ビニールのモノも畳だとしたら、畳の良さってなんでしょう?

自然素材であることはもちろん、肌触り、香り、湿度の調整機能などを

畳の良さと言えなくなってしまいます。

私もTATAMO!以外ではビニールのモノを使う時もありますが、

心の中で「こんなの畳じゃねーよな」と叫びます。

そして、涼しい顔で作業してますw

そうしてでも大前提は守らないと!

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2011.02.27超自我

最近、感覚的には超自我なるものと格闘中ですw

「・・してはいけない」「・・しなければならない」「・・するべき」と自分に思わせる

超自我がよく顔を出します(>_<)

こういう時はスランプですね。ちっとも前に進めません。

フロイトさんが言う通りだw

おっ、こういう時こそ畳のヨガマットじゃまいか!

リラックス、リラックス。

からだと心にTATAMO! yoga どぞw

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2011.02.26い草農家さんたちのブログ

 い草農家さんたちのブログをご紹介します。

頻繁に更新されていてビックリしました。

い草農家さんあっての日本の畳です。

農家さんからの日々の言葉はとても励みになります。

一緒にい草と畳の良さを伝えていきましょう!

私たちは何かを伝えるために生きているのですからw

 

畳のココロ

http://blog.livedoor.jp/tataminokokoro/

 

やすらぐ和の心

http://blog.livedoor.jp/tatamiigusa/

 

いぐさの気持ち☆匠の技

http://blog.livedoor.jp/yasurin19690923/

 

稔(みのる)エコの心

http://blog.livedoor.jp/ekoomote/

イグサ田 2.bmp

 

 

 

2011.02.25TATAMO!ワールド構想

昨日はとても重いミーティングがふたつ続いた。

その中でTATAMO!ワールド構想が飛び出したw

TATAMO!の商品ラインナップを充実させ、TATAMO!の世界を表現し、

日本のイグサの素晴らしさ、畳の技術を世界の人々に知ってもらうのです。

わぁー、大きな話になりました。

そんな中、私は完全にキャパオーバーです(>_<)

TATAMO!の可能性に後手に回る自分。

さーて、どうする。。

んー、「乗り越えられない試練はない」なんて言葉は嫌いだし

んー、単純なプラス思考なんてもっと嫌い。

おっ、そうだ。後手でいいじゃん!

後手でもなんでもついて行くぜw

おや、これってプラス思考!?

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2011.02.22未来のほうから

私はツッコミどころ満載のようだ。

いろんな方がアドバイスしてくれる。

先日お会いした方は少し、いや、かなり変わっていた。

まるで未来から来て私に助言してくれているようだったw

未来の私を見て、現在の私に人を紹介して下さったり、

現実を見させてくれたりした。いやそのように感じた。

私も自分自身を未来のほうから見て現在を考える思考を

たまに使うことはありますが(私の場合ほとんど現実逃避になっちゃうがw)

具体的、かつ的を得たアドバイスはとても嬉しかった。

 

あの方は未来から来たにちがいない。

そういえば明日も未来のほうから訪問者が来るw

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2011.02.21NIPPON MONO ICHI 出展しました。

2月18日から20日まで東京国際フォーラムで開催された

第6回 和のある暮らしのカタチ展 NIPPON  MONO  ICHI に出展しました。

全国からモノづくり50選が集まりましたが、ホントいろんなモノがありました。

展示会ですから華やかなブースが並んでいましたが、

ディスプレイとは関係なく、凛とした何かを感じました。

んー、スゴイ人たちがいるもんだ。

 

気後れする私を若い男たちが元気づけてくれました。

TATAMO! は男性に人気があるのかw

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2011.02.16伝えるために生きる

「人は次の世代に伝えるために生きている」と

橘川幸夫さんは言いました。

この言葉を聞いた時、何かすごくワクワクしました。

岡田斗司夫さんも人生の意味は

「受けとる」「考える」「マネする」「伝える」と言っていました。

やはりぼくらは伝えるために生きてるんだ!

そうすると「言葉」がとても大事になってきます。

人に伝える一番のものは言葉ですから。

 

畳屋さんの仲間に「畳って何?」と聞くと

ほとんど答えが返ってきません。

職人の世界は言語化は嫌いらしいw

でも言葉にすると人に伝わりやすいし、自分自身納得できます。

ココは重要な気がします。

という私も「畳って何?」の答えは変化しますがww

 

私は畳の良さとイグサの素晴らしさを次世代に伝えていこうと思います。

自分の表現を付け加えながら。

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2011.02.15イグサの秘密

今日ツイッターで新潟の畳屋さんが

イグサの秘密をつぶやいていました。

許可を頂いたのでちょっと紹介します。

 

イグサをカッターで裂いて中身を見るとスポンジ状になっています。

これが畳の弾力性や吸音性、湿度の調整の秘密です。

写真で見るとハッキリわかりますね!

 

イグサの秘密もすごいけど、こうやって他の畳屋さんの情報を

共有して発信できる今の時代もスゴイ。

こういうインフラを使って多くの畳屋さんと一緒に

畳の良さを発信していきますよー!

あ!新潟の畳屋さんのブログはココ↓

http://www.imaitatami.com/diarypro/diary.cgi

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2011.02.13TATAMO!の任務

TATAMO!は「畳のこれからをつくる」プロジェクトですが、

重要な任務を背負っています。

それは「畳の原料である国産のイグサを守る」という任務です。

平成1年には熊本県を中心に8,000軒のイグサ栽培農家がありましたが

今現在では700軒を切るまでになってしまいました。

20年で1/10です。このままでは日本産のイグサは無くなってしまいます。

この事実をいったいどのくらいの人が知っているでしょうか。

最近の畳屋さんはビニールでできたものまで畳と呼んでいます。

同業者として悲しいかぎりです。

その方たちは「畳ってなに?」と聞かれたら何と答えるのでしょう。

畳とはイグサを使ったモノであるはずです。

 

国産のイグサをみんなで守りましょう!

メディアの方々も是非、協力してください。

宜しくお願いします。

TATAMO!も「国産のイグサを守る」という任務を背負っていきます!

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2011.02.12陸に上がったオタマジャクシ

最近、私は陸に上がってしまったオタマジャクシの心境ですw

自分を取り巻く環境が激変し、自分自身の変化が

追いつかない感じです(>_<)

先日、橘川幸夫さんのリアルテキスト塾に参加しました。

橘川さんは「生命はいままでのことを内包していく」とおっしゃっていました。

また、「人は次の世代に伝えるために生きている」とも言っていました。

(私の解釈なので正確ではありません)

あわてん坊で、オタマジャクシのまま陸に上がってしまった私には

心に響く言葉でした。

はやくカエルに変身しないと死んでしまうぅぅー

さーて、何を内包して、何を伝えていくのか。

真剣に考えるでゲロ。

あ!カエルになったw

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2011.02.10日本橋三越本店

あの三越さまとご縁を頂きました。

2月下旬からTATAMO! yoga が日本橋三越本店で販売されます。

本館4F、スポーツ用品のコーナーです。

是非、お立ち寄りください。

TATAMO! の商品もやっと皆さまの近くまで

やってまいりましたw

宜しくお願いします!

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2011.02.09NIPPON MONO ICHI

2月18日(金)・19日(土)・20日(日)

東京国際フォーラム【ガラス棟B1ロビーギャラリー】にて

NIPPON MONO ICHI 第6回 和のある暮らしのカタチ展が開催されます。

http://monoichi.smrj.go.jp/

全国から選ばれた50のつくり手が出展し、日本伝統のものづくりの

新しいカタチを披露します。

TATAMO! も出展します。

コンテストもあるそうなので

TATAMO! を応援しに来て下さいw

 

TATAMO! yoga を肩に掛けて

ストリートを歩いてもらおうかなw

モデルさん集まって!!

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2011.02.07日本一の畳職人、長田さん

昨日、千葉県館山市に

日本一の畳職人、長田さんを訪ねました。

TATAMO! floorの量産化に伴う技術指導をして頂きました。

長田さんは畳技能グランプリ初代優勝者です。

海外でも畳製作を披露する日本一の畳職人なのです。

http://www.tatami-nihon1.com/guranpuri.htm

長田さんのすごいところは手縫いの製作技術だけでなく、

最新の機械にも精通していることです。

「卓越した技術を持っている人はきっと効率的な仕事をしているはず」と思い

長田さんにご指導をお願いしたのですが、

想像以上の質の高さにビックリ!

いろいろ教えて頂きました。うちの社員も大きなヒントを掴んだようです。

ありがとうございました。

長田さんの工場風景↓

http://www.youtube.com/user/TATAMOofficial

 

私は長田さんの器の大きさに圧倒され、

少々自己嫌悪になりましたw

ちっちぇえなー、オレ(>_<)

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2011.02.06畳をこれからの生活に

時代と共に生活様式は変わります。

現代の私たちは椅子、ソファ、テーブルの生活に

慣れ親しんでいます。

そのような生活スタイルに畳を取り入れるとしたら

TATAMO! floor のようなデザインはしっくりくると思います。

また、室内に癒しの空間として畳のような自然素材を取り入れることは

現代の生活には必要な気がします。

これからの生活にはTATAMO! floor の出番は大いにある!と

私は思っているのであーるw

floor 2.jpgのサムネール画像

 

2011.02.04国産のイグサをキチンと使う

TATAMO!のコンセプトには二つの柱があります。

ひとつは「畳をこれからの生活に」と

畳を現代の生活に馴染んだ形にリデザインすることです。

もうひとつは「国産のイグサをキチンと使う」という

素材を守る活動です。

 

今、国内のイグサ栽培農家は激減しています。

700軒を切るところまで減ってしまいました。

これ以上減ってしまうと産業として成り立たなくなってしまいます。

そろそろ「国産のイグサをキチンと使う」という共通の思いを

具体的な活動にしていかないと手遅れになってしまいます。

思いの違う部分もあるとは思いますが、共通な部分をクローズアップしましょう。

畳好きは立ち上がろう!

園田とおかあさん.bmpのサムネール画像